最先端R&Dで業界をリードする次世代表面処理のパイオニア

マイクロ・フィン「スゴヒヱ」 

SUGO-HIE

5μm以下の薄膜でありながら、「スゴヒヱ」の表面で沸騰した液体は、気泡の微細化、核沸騰サイトの高密度化、気泡ならびに液体の高速対流が起こり、平滑面に比べ限界熱流束を超える沸騰熱伝達特性が得られます。
また、冷媒の流速を上げることで低過熱度領域での伝熱が向上することも確認されています。

特長

約9~20万個/㎠のマイクロフィン

電析方法で瞬時に、表面積は2~3倍に増加します。

熱の排出効率を高める表面処理技術

様々な素材、あらゆる形状に、加工が可能です。

低コストと量産を実現

独自の工法で、高い生産性を実現します。

技術優位性

レーザ加工やプレス等で形成されたマイクロテクスチャの微細突起形状は、特殊な熱伝達特性を示し、放熱・排熱の効率が向上することが報告されています。*1)

「ヒートシンクヘのマイクロテクスチャ効果」で、熱伝達特性は変化します。即ち、湿式めっきで、適正なマイクロテクスチャが形成出来れば、熱伝達特性を変化させる表面処理技術となります。 *2) *3)

また、工業的手法の湿式めっき方法は、瞬時に大面積に安定したマイクロマニファクチャリングを可能にし、大型から小型部品、様々な形状へ適用できます。

沸騰伝熱面 モデル図

*1)日本伝熱シンポジウム  微細突起面を活用したミニチャンネル内の流動沸騰熱伝達
*2) WCMNM 2021.Boiling Heat Transfer Control by Micro-/Nano-Texturing of Metallic Heat Spreading Devices
*3) WCMNM 2022. Manufacturing and Characterization of Acicular Fe-Ni Micro-Textured Heat-Transferring Sheets

WCMNM2021はこちら>>

 

水冷 評価試験

スゴヒヱ処理した表面では、沸騰時にマイクロバブルが生成するため、短時間で水が沸騰します。表面特性により気化熱が上昇し、未処理品(平滑面)よりも目測で「20~30%の水冷能力が向上」しました。

未処理(平滑面)

スゴヒヱ処理

 

空冷 評価試験

ホットプレート上に乗せたサンプルに圧縮エアーを吹き付け、温度変化をサーモカメラで計測したところ、スゴヒヱ処理品は未処理品に比べ、「最大約3倍の温度低下」が確認されました。

 

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