LDSとは何ですか?
LDS(エル・ディー・エス, Laser Direct Structuring, レーザー直接構造化)とは、LPKF Laser & Electronics株式会社様が開発した3次元配線形成技術(MID技術)のことです。
LDS工法では、金属錯体を分散した樹脂材料を用い、レーザー光により錯体を還元し触媒核として、選択めっきにより回路形成します。
工程
①設計、② 樹脂成形、③ レーザー、④ めっき、⑤実装の4つの工程から成ります。
弊社では、このプロセスの内、③ レーザーと④ めっきに対応可能です。
サンプル提供:大英エレクトロニクス株式会社様
① 設計
LDSのデザインルールに応じて回路を設計します。
② 樹脂成形
金属触媒が含有されたLDS専用プラスチックで射出成形し作製します。
③ レーザー
配線形成したい箇所のみ赤外線(IR)レーザーで照射し活性化させます。
④ めっき
銅-ニッケル-金めっきでメタライズし、配線形成します。
⑤ 実装
耐熱性樹脂を使用すれば、リフローはんだで実装することもできます。